思わず目を奪われる素敵なドローン写真特選 – Story Handed

思わず目を奪われる素敵なドローン写真特選

ドローンの売り上げは、年を追うごとに増え続けています。数年前までは軍事目的でのみ使われていたのが、今ではどこでも誰でもドローンを使ってています。遊び、仕事のツールとして、目的は違ど誰もが高品質のカメラを備えたドローンを手にできるようになったのです。ドローンの魅力はなんといっても地面からは到撮影不可能な角度から写真を撮れること。時に奇妙で予想外の光景を捉えられることに人々が気づいてからはドローンで撮影された傑作が次々と世に送り出されています。そこで今回はその中からいくつかをピックアップしてご紹介します。

1. サメと泳ぐ

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postfun.com

この画像はカリフォルニア南部の海岸沖でドローンが撮影したものです。画像の女性、ジェシカとケリーは、一緒に泳いでいる大きなサメに気づいたものの、動物が描かれているほど危険ではないことを示すためその場から逃げなかったのだとか。時間が経つにつれて、2人は少なくとも5匹サメに囲まれました。 「少なくとも」です、なにせ上から見ただけですから。ですが2人は気にかけていなかったようで、ケリーによれば、「一生に一度の経験だもの、自然の生息地でサメにとても近づけるなんて。時々サメが私のボードに近づいてきたから色を見ることができたの。あまりに夢中になってたから船に戻るまでアドレナリンがでまくってることに気づかなかったわ。」とのこと。

2. 世界最悪の交通渋滞

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ria.com

世界一人口の多い中国には今や14億人以上の人々が住んでいて、それにより国や国民はいろいろな問題を抱えていると言われています。中国の交通事情が地球上最悪であることも周知の事実。この写真は、香港との国境近くでドローンが撮影したものです。北京-香港-マカオの高速道路の渋滞した車線がなんと50車線も!この日は「ゴールデンウィーク」で多くの人々が1週間の休暇を取って旅行をします。これは2010年に撮影されたものですが、記録史上中で最悪の交通渋滞をだったそうです。嘘かホントか1日で1マイルしか動かなかった車もあったとか。

3. 漁師とノコギリザメ

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appsforpcdaily.com

これは、フロリダ州パナマシティのビーチで撮られた、偶然ノコギリザメを獲ってしまった不運な漁師の様子です。漁師の懸命な作業のおかげでサメは無事海に放されました。漁師は、「ノコギリザメを探してたわけではないけど、何が捕まえられるかわからないものですね」とコメントしたそう。

4. シルバードーム

 

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icepop.com

この画像はシルバードーム、デトロイトライオンズのサッカーチームのかつてのホームスタジアムです。歴史的な記念碑ともいえるこちらのドーム。教皇が訪問したり、スーパーボウルが開催されたり、NBA決勝のスタジアムになったり、エルビス・プレスリーが全盛期にショーをやった場所でもあるんです。2009年にある投資家が購入しましたが、スタジアムが使用されることはなく、現在の所有者や将来の計画についても何もわかっていません。 スタジアムは何年にもわたって略奪されていて、価値のあるものはほぼすべてなくなり売りとばされているのだとか。 ドローンの画像が、ひとつの場所がどれほど早く忘れられてしまうのか、というなんとも悲しい物語を語っています。

5. シックス・フラグス

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gatag.net

これはニューオーリンズの東部で撮影された写真。見捨てられたシックス・フラッグスというテーマパークです。 2005年のハリケーン、カトリーナの上陸に備えて閉鎖された時は、まさかその8月に永遠に閉鎖されるとは誰も予想していませんでした。ドローンが撮影したのはハリケーンの2週間後で、当時はほぼ完全に水没していたことがわかります。この場所を活性化しようといろいろ計画は提案されていますが、どれも実現していないので、状態は年を追うごとに悪化しています。

6. モン・サン・ミッシェル

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hnonline.sk

この写真は「Dronestagram」旅行写真コンテストのために撮影されたものです。ユネスコに登録されている世界遺産の中でおそらく最も有名なものの1つであるモン・サン・ミッシェルを上空から見たものです。毎年300万人以上の人がこの場所を訪れているのだとか。島自体が歴史的な場所で、古代には戦略的な要塞として使用され、後に8世紀までは修道院となっていました。干潮になると巡礼者徒歩で島に上陸できますが、満潮になると船以外ではアクセスできなくなるため防御に最適な場所だったことがわかります。モン・サン・ミッシェルは百年戦争の間に征服されたことは一度もなかったわけですから。

7. デビスモンサン空軍基地

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4to40.com

米国が軍事に多額の資金を費やしていることは周知の事実ですが、お役ごめんになった戦闘機はどこへ行くのでしょうか。アリゾナ州ツーソンには「飛行機の墓場」、戦闘機の永遠の休憩所であるデビスモンサン空軍基地があります。第二次世界大戦の時からあり、現在は約4,000種類の軍用航空機を所有する世界最大規模の墓場となっています。米国南西部は空気が乾燥しているため、飛行機の金属が傷みにくく航空機をできるだけ長く保管して保存するのに最適な場所なのです。

8. 香港の街並み

香港の街のこの素晴らしい空中画像を見てください! 香港は巨大な高層ビルで世界的に有名ですよね。 間違いなく美しいのですが、住む人にとってはいろいろと悩ましいこともあるようです。統計によると香港は世界で4番目に人口の多い地域で、比較的狭い地域に700万人以上の人が住んでいるため超高層ビルが必要なのです。香港の不動産市場の最大の問題は居住スペースの需要です。すべての人にアパートを提供することは不可能で、アパートはますます小さく、それでいて高すぎるという、写真の美しさからはかけ離れた状況なんです。

9. サン・フランチェスコ大聖堂

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sputniknews.com

ここでGame of Thronesシリーズの城をご紹介。冗談です!これはイタリアに実際にある場所をドローンで撮影したものです。しかもお城ではありません。サン・フランチェスコ大聖堂です。フランシスコ会の創立者、フランチェスコはアッシジと呼ばれる都市の出身で、彼のおかげで、キリスト教の巡礼の最も重要な場所のひとつとなりました。複合施設全体が2000年にユネスコの世界遺産にリスト入りしています。

10. ガリバー

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tilestwra.com

この画像はスコットランドのエディンバラで、畑の上を飛ばしたドローンが撮影したものです。わかりますか?左側に見えるのはガリバーと呼ばれる像です。これは有罪判決を受けた殺人犯ジミー・ボイルがグラスゴーのバーリニー刑務所に収監されていたときに構想を練り出所後に1976年に完成させた彫刻です。発表当時は非常に人気を博し子供たちが近くで遊んでいましたが、時間の経過とともに像は忘れられ、劣化してしまいました。そして地方自治体がついに2011年に撤去を決定しました。像は洪水防止システムを計画した場所にあったため、撤去もしかたなかったんですね。像は解体前にデジタルスキャンされ、今はサイバースペースに住んでいるようですよ。

11. 世界最大の鳥の巣

thisisafrica.me

これは牛の頭の彫刻や水牛の写真に見えますよね。実はこれ、地球上で最も大きい鳥の巣なんです。こういった写真はドローンでしかなかなか撮ることはできません。カラハリ砂漠へのアクセスも必要になりますが…これは南アフリカの写真家が撮った写真ですが、カラハリ砂漠は35万平方マイル以上あり、ボツワナ、ナミビア、南アフリカの領土にまたがる広大な砂漠なんです。この巣には、何百もの鳥が住んでいて、なんでも巣を絶えず修理するメンテナンススキルでに長けているのだとか。100年以上もつ巣も珍しくありません。鳥はその地域で手に入る枝、草、綿を使って巣を作っているようですね。

12. 不気味なピエロ

 

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少し時を戻しましょう。2016年はいろいろあった年ですが、極めつけは恐ろしいピエロの目撃情報が世界中で報告されてたことです。この写真はアラバマ州とある畑の上を飛んでいるドローンによって撮影されました。写真の信憑性に疑問を呈する人もいれば、本物に決まっていると主張する人もいます。いずれにしても畑で見つけたくはないものです。ほとんどの人はいたずらに過ぎないと確信していましたし、2017年公開の映画「イット」のプロモーションキャンペーンだと考える人もいました。しかし、ピエロ事件が一部の人々を傷つけた可能性があることは否定できません。マクドナルドのマスコットキャラクターであるドナルド・マクドナルドも露出を控えるというとばっちりを受けたそうです。

13. コルコバードのキリスト像

twizz.ru

このドローンの写真は、リオデジャネイロのにあるキリスト像を上から見たなんとも珍しい眺めです。この有名な像は、高さ710メートルのコルコバード丘の頂上にあります。像自体の高さは38メートルで、完成までに9年かかったそうです。荘厳な眺めですが、巨大である上に高い場所にあるため、よく稲妻の標的になってしまうそうです。 実際2014年には雷で彫像の指が1部欠けてしまっています。

14. グアテマラの陥没穴

 

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この写真は暴風雨の直撃直後にグアテマラ市にできた穴です。2010年に起こったこの出来事で残念なことに3階建ての工場が被害を受けました。このような穴はいくつかの要因が合わさって突然出現するものであり、自然現象ではない、という可能性を示唆する専門家がほとんどです。この場合は熱帯の嵐アガサ、パカヤ火山の噴火と下水道管の漏れが原因なのではないかと言われています。穴の直径は約20メートル、深さは約90メートルでした。何よりひどいことに、グアテマラ市ではこういった陥没穴が頻繁に発生するそうで、しかも当然ながら予測不可能です。通りを歩いていたら突如道がなくなるなんて、恐ろしいですね。地質学者らが下水道システムを定期的に検査するよう政府に圧力をかけているようですね。

15. ワニのリゾート

reddit.com

この写真に写るのは、体長3メートルのワニが泳いでいる様子です。タイのプーケット島のビーチにあるリゾートの上空からドローンが撮影しました。ワニはどれほど危険なのかは言うまでもありません。こちらが気付いて反応する前に攻撃してきます。イリエワニとナイルワニは世界で最も危険な種の1つで、特に東南アジアとアフリカでは毎年何百人もの死者を出しています。この写真のワニは、地元の農場から脱出したに違いありません。考えてみれば、いったいどこの誰がビーチリゾートの隣にクロコダイルファームを作ろうなどと考えたんでしょうか。

16. モリソン採石場

 

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カナダのケベック州チェルシーのモリソン採石場にドローンを飛ばすと、このように美しい写真を撮ることができます。モリソン採石場はオタワのすぐ近くにあり、車で約25分間とアクセスも良好です。透明できれいな水はダイビングに最適で、国内最大のバンジージャンプもこの地域にあるので、冒険好きには絶好のスポットといえるでしょう。写真は飛行機ですが、このあたりの海域で見つけられるのはそれだけではありません。ボートや車も何台かありますが、ゴミ捨て場に捨てられたわけではなく、ダイバーを楽しませるため特別に置かれているんですって。

17. ベトナムのアヒル群

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見てください、この見事な写真を!人間と自然の共生をよく表しています。これはベトナムのトゥイホア市から流れるソン・バ川の上空から撮影したもので、農夫が彼を取り巻くアヒルに餌をやっている光景です。アヒル農場はベトナムでは一般的で、ベトナムの伝統でもあります。なんでも毎年約3000万羽のアヒルが飼育されているそうです。アヒルは田植え後の時期に田んぼに放され害虫を食べてくれるのです。それにアヒルのフンが天然の肥料になり稲が元気に育つのです。

18. スタテン島の船の墓場

 

postfun.com

衝撃を受ける人もいるかもしれませんが、ニューヨーク市の真ん中には船の墓場があるのです。スタテン島のアーサー・キル船の墓場という場所で1930年代からあるのですが、あの大都会の真ん中に、と考えるとちょっと変わっていますよね。当初の計画では、墓地として利用することを意図していたわけではなく、ボートを解体し、使える部品を収集したり金属くずにして販売するための場所だったのです。 ですがなんの利益も生まれず次第に廃墟となっていきます。残されたのは100隻のボートだけで、今ここを訪れると、これらが何年もかけて腐食、分解されていくのを見ることができます。 この場所を知っている観光客だけでなく、多くの写真家にとっても人気のあるスポットの1つで、この美しい写真もとある写真家によってドローンで撮影されたものです。

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